資産保全には地金よりもアンティークコイン~銀の需要過多を受けて~

<オンラインコミュニティが招いた銀相場の乱高下>

2021年1月末から2月初頭にかけて、米国を中心に銀地金の需要過多が発生し、銀地金やインゴット、そして地金型コインを扱う大手海外サイトが取引を停止する事態になっています。
2021年2月6日現在、短期的な相場の過熱は収まり、反落に転じているものの、引き続き取引サイトのステータスは「SILVER ALERT」となったままです。

金融情報発信の大手サイトBloombergでは、今回の急激な銀相場の乱れを、海外の投資家フォーラムによる影響だとしています。
安定した現物資産の代表格としてのイメージがあった貴金属地金ですが、オンラインコミュニティの影響で相場の乱高下が生じるのを見るに、投資的性質が強くなってきているのを感じます

こうした市場の動きを踏まえると同じ金・銀でありながらも、資産保全における信頼感はアンティークコインに一日の長があると言えます。

<資産保全には地金よりもアンティークコイン>

このブログでも度々触れておりますが、アンティークコインの価値を決める三大要素は「①希少性、②グレード、③モチーフ・ストーリーの人気」です。

地金価値の推移がコインの最低取引額を押し上げる事はあるものの、真に価値あるコインでは、地金価値以上にコイン自身の3大要素によって市場価格=相場が決められていきます。
そしてこの相場はコレクター間の取引によって徐々に価値を積み重ね、育てられていくものであり、今回の銀地金のような一過性の投資・投機的事例とは性質が異なってくるものです。

(”コロナ禍でも価値が下がらない”アンティークコインの強みはこちらの記事にもございます。併せてご覧くださいませ。)

正しく価値を積み重ねられるコインを見極めて選びさえすれば、流動的な相場変動に囚われない資産保全を実現してくれるのが、アンティークコインの魅力です。

COCOIN.jpではアンティークコイン選び、コインを活かした資産保全、再販などのご相談に専門担当者がご対応させて頂いております。どうぞお気軽にお問い合わせ下さいませ。

noteにもアンティークコイン記事を掲載しております。是非ご覧くださいませ。