【1600年代 10ダカット金貨の価値について】
平素よりcocoinをご覧頂き誠にありがとうございます。
昨日行われたオークション結果が大変興味深かったのでこの場を借りてご紹介させて頂きます。
2022/01/16に行われました
オークションワールド様主催 第27回オークションにて
【HOUSE OF HABSBURG Ferdinand III フェルディナンド3世(1637~57) Broad 10Ducats 1641/39EF+ NGC-AU58】のオークションが開催されました。
落札価格は消費税、手数料込み日本円で【¥11,877,000】という結果になりました。
美しく時の経過を重ねた素晴らしいコインであることは間違いなく、
今回の落札価格は、改めて、アンティークコインの人気、需要を確認できる結果となりました。
さて、かねてよりご紹介させていただいているオファー形式譲渡コインの中に
今回のコインに条件が近い品がございます。
【1677年 ハンブルグ都市景観 ポルトガレッサー10ダカット金貨(NGC/MS61PL)】
こちらのコインは上記でご紹介したコインと同年代、同じ10ダカットですが、
モチーフは人気のあるシリーズでありコレクターの多い都市景観、種類はポルトガレッサー、
そして鑑定機関は同じNGCで評価は【MS61PL】でございます。
コインのモチーフは、
権力者や為政者の肖像が描かれることが多く
肖像以外では神や動物、乗り物や建築物などがございます。
その中で、都市景観コインとはその名の通り「都市の景観」を描いた美しいコインの事でございます。
ドイツ、スイスを中心に1600年代~1700年代後半にかけて作られ、
ダカットやターラーなどの金貨や銀貨に描かれた非常に人気のあるコインシリーズとなっており、
都市景観を中心に収集するコレクター様も多くいらっしゃいます。
そのため一度保有されてしまうと販売される方が少なく、
美品の都市景観金貨は出回りずらい傾向にあります。
同じコインではないのでそれぞれに魅力はございますが
現在オファーを頂いている【ハンブルク都市景観】は資産としての潜在能力が数段高いかと存じます。
このような鮮度の高い判断材料は
後悔のないご決断の後押しができると思いご紹介させて頂きました。
ご質問がございましたらどうかお気軽にお問い合わせくださいませ。
引き続き、皆様が素敵なコインとご納得のかたちで出逢って頂けるよう努めますので
何卒よろしくお願い申し上げます。
合同会社COOIN