自由都市ダンツィヒとコイン

平素よりCOCOINをご愛顧いただき誠にありがとうございます。
今回は歴史的希少コインを発行しているダンツィヒについてご紹介させていただきます。

自由都市ダンツィヒ
第一次世界大戦終結から第二次世界大戦開幕までの19年間のみ実在した都市国家です。
戦争によって誕生し、戦争によって滅びたこの都市が発行したコインは、ヨーロッパ史において、そして世界史においても歴史と繁栄、そして衰退を証言する貴重な存在です。

自由都市ダンツィヒの歴史とコイン発行
ダンツィヒは中世からドイツ騎士団、ポーランド、プロイセンといったさまざまな勢力に支配され、1920年にはヴェルサイユ条約によって「自由都市」としての独立を手に入れました。この時期、ダンツィヒは独自の通貨を発行し、主に金貨と銀貨が鋳造されました。ダンツィヒコインは、その特異な政治的背景を反映し、他のどの国のコインとも異なる魅力を持っています。

ダンツィヒコインのデザインと特徴
ダンツィヒのコインは、複雑で美しいデザインが施され、国章やシンボルが象徴的に描かれています。小さな自由都市として発行した枚数はもちろん大変少なく、その希少性から市場価値を高めています。また、コインには都市の歴史やその時代ごとの芸術的なスタイルが反映されており、コレクターにとっても垂涎のコインとなっています。

ダンツィヒコインのポイント
ダンツィヒコインは、限定された発行数や独特のデザインにより、非常に高い収集価値を持っています。
特に、自由都市として独立していた時代に発行されたコインは、ダンツィヒの短期間の独立を象徴しており、歴史的な意義が強く、大変貴重であると評価されます。

最後に
ダンツィヒコインを手に取ることで、数世紀にわたり多くの勢力の影響を受けながらも独自のアイデンティティを築いたこの都市の歴史を体感することができます。その希少性とデザインは、コインコレクターにとって非常に魅力的な要素であり、ヨーロッパの複雑な歴史を深く知るきっかけにもなることでしょう。

そしてこの度、大変幸運な巡り合わせによりCOCOINはダンツィヒコインを入荷することが叶いました。


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ダンツィヒでの通貨はグルデンとフェニングが使われ、そのうち金貨は25グルデンが発行されました。
発行枚数は1923年にMSが800枚、PFが200枚、そして1930年にMSが4,000枚、発行されています。
今回のコインは中でも1923年に発行されたPF200枚のうちの一枚です。
その上、PF62という申し分ない評価を受けています。
前述した通り希少性はアンティークコインの中でも屈指であり、自由都市と呼ばれる国家が発行したコインらしく、質素で美しく愛らしいデザインとなっております。
コレクションとしても資産保全としても保有をおすすめさせていただきたい素晴らしい逸品でございます。

現物をご覧いただいた上で、ご検討いただくことも可能ですので、ご興味をお持ちいただけましたらまずはお気軽にお問合せくださいませ。

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