将来性のあるコインの選び方

平素よりCOCOINをご覧頂き誠にありがとうございます。

本日は、コインの選び方のひとつをご紹介させていただこうかと思います。

アンティークコイン、モダンコインを検討される際、発行枚数や発行国、モチーフ以外の検討の仕方でございます。

【1976年 アメリカ独立200周年記念大型金メダル(PCGS/MS68)】 を例にとってみてみます。 

1976年にアメリカ独立200周年を記念して発行された大型の金メダルになります。 当時の発行枚数はたったの424枚。

表面にはアメリカ独立の象徴である自由の女神像 裏面にはアメリカ合衆国の国章である、オリーブと矢を掴んだハクトウワシの紋章が描かれています。

贅沢にも454gの金を使用しており 地金価格だけをみても【3,738,236円】という価値になります。(g/8,234円:2022年03月14日現在)

 

ここからが今回ご紹介させて頂く理由にあたるのですが、このアメリカ大型金メダルですが、454gもの金を使用しているため 1980年代のブラジルのゴールドラッシュ、そして近年の金融危機に伴う金価値上昇の2度のタイミングで多くのコインが溶かされてしまったのです。

その数、約90%程が溶かされ、現存枚数は10枚とも50枚とも言われており、その希少性は非常に高くなっております。

そのため、2022年3月現在で、 PCGS社で鑑定されているのはわずかに2枚のみ。 中でも本品は最高鑑定品でございます。

 

また、このコインが鋳造された背景として、 コイン名称にもありますように、アメリカ独立200周年を記念に1976年に発行されたものになります。

ここでの注目ポイントは「節目」となる年です。

当コインの発行年は、1976年で、独立200周年という節目の年です。

そう。

この大型メダルが、直近で、次の節目を迎えるのは、アメリカ独立250周年の「2026年」です。

なんと4年後のことです。

アンティークコインは時の経過にロマンを感じ、そこに価値が見出されるものです。

そして、その「節目」となる年に、 「王様の在位期間」や「独立記念」などの周年記念に発行されたコインは、

その価値が再び見直されたり、 マニアックなコレクターはオークションで高値でも落札しようとしたりする ということが起きるでしょう。

つまり、単純にデザイン性や知名度だけでコイン選びをするのではなく、 先のことを見据えてご自身で仕掛けていくコインの選び方もあるということです。

このようなお話も、セミナーではご説明させて頂きますので、ご興味がございましたら、今週、来週と開催されますのでお待ちしております。

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