1937年 エドワード8世 王権の紋章 ”幻の戴冠式”(PCGS/SP64)

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英国王歴代最短在位のエピソードで知られる、エドワード8世を描いた金メッキメダルです。
鑑定機関PCGSでSP64の評価を受けた美しい1枚です。

表面には”戴冠する”エドワード8世の肖像が、
裏面には王権を象徴する王冠・王笏・剣・薔薇を組み合わせた紋章と、「1937年5月12日 戴冠式」の文字が刻印されています。

前王ジョージ5世が1936年に崩御した後に、国王となったエドワード8世。
彼は皇太子時代に離婚歴のあるアメリカ人女性、ウォリス・シンプソンと恋仲となります。
しかし、当時のイギリス王室では彼とウォリスの結婚を認めず、結婚をするのであれば国王からの退位を勧告します。
エドワード8世はこれにあっさりと応じ、わずか325日の在位期間を終えて退位しました。

その在位期間の短さから、エドワード8世を描いた英国造幣局(ロイヤルミント)製造のコインは非常に珍しく、各地の民間業者によって鋳造されたコインやメダルが存在しています。
こちらもその1枚で、本来1937年5月12日に行われる予定であった彼の戴冠式をモチーフにした、”幻の戴冠式”デザインになっています。

映画「王冠を賭けた恋」にも描かれるロマンチックなヒストリーから、モチーフとしての人気が高いエドワード8世。コレクションにもおすすめの1枚です。

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