1810年 フランス ナポレオン1世&ルイーザ 結婚記念金メダル(PCGS/SP58)

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ナポレオン・ボナパルトとマリア・ルイーザの結婚記念として発行された金メダルです。

1810年4月1日、マリア・ルイーザはルーヴル宮殿の礼拝堂で皇帝ナポレオン1世と結婚式を挙げました。

マリア・ルイーザは幼少の頃からナポレオン1世は恐ろしい憎むべき男だと教えられ、「ナポレオン」と名を付けた人形をいじめながら育っていました。

しかし、ナポレオン1世と共に日々を過ごすようになってみると、彼女に対してとても優しく、次第に心を許し、愛するようになっていきます。ナポレオン1世は彼女をけっして失いたくないと、彼女の機嫌を損ねないように必死だったとすら言われています。

マリー=ルイーザは後に友人に宛てて「ウィーンでは私が不安の中で暮らしていると思っていることでしょう。でも、事実は違うのです。私は少しもナポレオンを怖いとは思っていません。むしろ、ナポレオンが私を怖がっているのではないかと最近思い始めました」という手紙まで残っています。

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