ポートフォリオに組み込むのは当たり前?”手軽な資産保全”アンティークコイン

<はじめに>

2020年は未曽有の事態である新型コロナウィルスの世界的蔓延によって、ありとあらゆる「当たり前」が揺さぶられた年であったと言えます。
経済・金融業界も不安定になる中、ご自身の資産ポートレートについて見直しをされた方も多いのではないでしょうか。

COCOIN.jpでは資産分散・資産保全におけるアンティークコインの有用性について、ブログ記事やセミナーを通じて発信させて頂いております。
今回は、資産ポートフォリオにおけるアンティークコインの位置づけを、最新のデータからお話いたします。

<高級現物資産の伸び率予想ランキング>

ロンドンの大手不動産コンサルタント会社であるKnight Frank社が、2020年のコロナ禍を踏まえた、11項目の高級現物資産の投資指数(Knight Frank Luxury Investment Index・KFLII)を発表しました。
毎年の市場状況を踏まえながら12ヶ月・10年間の資産としての伸び率≒需要増加を予測した指数です。

(原文記事はこちらから)

2020年版のデータは以下の通りです。12-monthは12ヶ月の短期的な指数、10-yearは10年間の中長期的な指数を表します。
資産保全の観点では中長期的な数字に要点がありますので、10年間の指数に着目して頂きたいと思います。

表の下の項目ほど10年間の伸び率が大きくなっており、希少ウィスキー(Rare whisky)、車(car)に続いてアンティークコイン(Coins)が登場します
12ヶ月の指数こそ±0であるものの、10年間の指数は平均を上回る数字を示しています。
投資・投機的用途ではなく、あくまで資産保全の優等生というアンティークコインの本質を的確に表した数字になっているのではないでしょうか。
(もちろん、数か月単位での短期的な値上がりを見せるコインも存在します。)

資産保全をアンティークコインに任せ、他の分野での投資・投機を考えるなど、資産分散における役割がはっきりと表れています。

KFLII 資産 アンティークコイン 2020

2020年 Knight Frank Luxury Investment Index(KFLII) 

 


御参考に、2019年の指数は以下の通りとなっています。こちらでも10年間の指数では希少ウィスキーに次いでコインが挙げられており、アンティークコインの長期的な安定性、資産保全性が見て取れます。

 

KFLII 資産 アンティークコイン

2019年 Knight Frank Luxury Investment Index)

 

<アンティークコインの魅力は”手軽な資産保全”>

希少ウィスキーやクラシックカーも、魅力的な数値を示しており、現在の市場規模はそれぞれアンティークコインを超えるものでしょう。
一方、クラシックカーは入手の難しさに加えて・保管場所の整備が必要、ウィスキーは破損・変質対策などそれぞれ資産を安全に所有するためにある程度の手間・場所が必要になってきます。

アンティークコインは小さいものでは手のひらサイズ、大きいものでもハードカバー本程度の保護ケースに封入されており、保管・管理に特別な設備が必要になりません。先に挙げた現物資産と比較して”手軽な資産保全手段”といえるのが、アンティークコインの大きな魅力ではないでしょうか。

勿論、単一の資産形態ではなく、複数の資産形態のメリットを組み合わせながらポートフォリオを組んで資産を保全していくのが理想的であるかと思います。

今や資産ポートフォリオに組み込むことがスタンダードとなってきているアンティークコイン。
大切な資産を保全する最高のコレクション選びを是非ともお手伝いさせて頂きたく存じます。

 

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