1715年 ”沈没船金貨” フェリペ5世 8エスクード金貨 COBコイン(NGC/MS63)

コインデータ

名称:1715年 ”沈没船金貨” フェリペ5世 8エスクード金貨 COBコイン
発行年: 1711年-1713年
発行国: メキシコ(スペイン)
発行枚数:不明
NGC鑑定済み枚数:11枚
グレード:MS63


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アンティークコイン 沈没船 COBコイン

 

アンティークコイン 沈没船 COBコイン

アンティークコイン概要

アンティークコインのロマンの粋である、超貴重な「COBコイン」8エスクード金貨のご紹介です。
鑑定機関NGCで、MS63という高い評価がつけられています。MS64の個体に次ぐ準最高鑑定品です。

表面にはフェリペ5世の肖像、裏面には十字架とユリの紋章が描かれます。

COBコインは大量に発掘された金や銀を効率よく通貨にするために、棒状に延ばした地金を切断・刻印して製造されるコインの事で、大航海時代の海賊たちの財宝にもされていたことから「海賊コイン」の名でも知られます。

こちらのコインもスペイン皇帝フェリペ5世時代のCOBコインですが、300年以上昔の沈没船から引き揚げられたという、ロマンあふれるバックストーリーを持っています。

1715年に沈んだ船から発見されたコインですので、「1715 Fleet(艦隊)」といいうステータスがつけられており、発見数も限られることから、高い希少性と他には無いストーリーを持っているコインです。
船に積まれた財宝のうち、最も希少な「トライセンテニアル・ロイヤル」は最低でも50万ドルはくだらない価値がつけられており、他種のコインも高値での取引がされています。

海底で300年の時を経ても美しい輝きを保つ黄金の神秘と、大航海時代のロマンを感じられる最高の逸品と言えます。

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失われた金貨を探すトレジャーハンター達

1715年、「魔の海域」バミューダ海域にて、新大陸で数百億円以上の金銀財宝を積みこみ母国に向かうスペイン船団がハリケーンに遭遇し、12隻のうち11隻が沈没するという出来事がありました。
この
中には皇帝に献上する幻の金貨「トライセンテニアル・ロイヤル」をはじめとしたコインも積まれており、誰にも知られず海の底で眠っていました。

時は過ぎて1960年代、幾人かのトレジャーハンターたちが沈没船と財宝の捜索に乗り出し、財宝の一部を引き上げることに成功しました。それからロマンに惹かれた人々が徐々に集まり、失われた財宝を求めて日々トレジャーハンティングをしています。

近年では、沈没から300年目になる2015年の捜索で、52枚の金貨・110枚の銀貨・12メートルの金の鎖などの財宝が発見されました。今回紹介している金貨も、そのうちの1枚です。
もちろん、広い海から300年も昔の沈没船を探すのは容易なことではありません。2015年に財宝を発見した人々も、それまで6~7何年もの期間根気よく海に潜り、海底を探し続けたと言います。

次に金貨が引き揚げられるのはいつの日になるでしょうか。今日もトレジャーハンターたちがロマンを求めて海に潜っているのでしょう。

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