1887年 ヴィクトリア女王 ”ジュビリーヘッド”5ポンドプルーフ金貨(NGC/PF63 UCAM)のご紹介

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本日は下記コインをご紹介させていただきます。

1887年 ヴィクトリア女王 ”ジュビリーヘッド”5ポンドプルーフ金貨(NGC/PF63 UCAM)

 

▼ヴィクトリア女王 即位50周年を記念

1887年に発行された5ポンド金貨で、鑑定機関NGCでPF63 Ultra Cameoの鑑定評価を受けています。

 



表面には戴冠し、勲章を身に着けたヴィクトリア女王の肖像、


裏面には聖ジョージの竜退治が描かれています。

 



ジュビリーヘッドは797枚のプルーフ仕上げと、54000枚の流通用の2種が発行されており、 プルーフ仕上げのものは希少性の高さと美しさから世界中のコレクターから注目の的となっております。



 

ヴィクトリア女王は英国に最大の栄華をもたらした女王として讃えられ、

その治世は「パックス・ブリタニカ」と称されており、 ウィリアム・ワイオン作で高名な「ウナとライオン」「ゴシッククラウン」などのモチーフにもなっています。


 

▼栄光のパックス・ブリタニカ

アレクサンドリナ・ヴィクトリア女王は英国女王でありながら、初代インド女帝でもある人物です。

在位期間は1837年~1901年と実に64年に渡り、その間に世界各地を植民地化して英国が世界の覇権を握った時代でした。
イギリスが列強間のパワーバランスを上手に調整したことから、世界に相対的平和がもたらされたと評価されています。 


 

人物としては苛烈で直情的、政治には不向きであったとされる一方で、

浪費・放蕩癖のあった叔父・ジョージ4世を反面教師に育ったことが幸いしてか、「幸せな王室」の模範となる生活を実現する人間性も持ち合わせていました。
列強と呼ばれる国々が台頭する中で英国を最も強い国家にしつつ平和をもたらすことができたのも、苛烈と称される性格あってこそだったのかもしれません。 


平和な時代に文化が栄えるのは歴史が証明しているところであり、最高のコインデザイナーとして名高いウィリアム・ワイオンがパックス・ブリタニカの時代に活躍したことも必然だったのでしょう。

 



アンティークコインの魅力がふんだんに詰まった素晴らしい1枚でございます。

この機会に是非ご検討ください。

 

現物をご覧いただくことも可能でございます。

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