2022年 11月 26日
詩人 ヨハン・ハインリッヒ
本日は詩人であり小説家のヨハン・ハインリッヒについてご紹介させて頂きます。
メクレンブルク=シュトレーリッツ(現在のメクレンブルク=フォアポンメルン州)の農家に生まれました。
ノイブランデンブルクのギムナジウムに就学(1766年 - 1769年)の後、1772年に学費を家庭教師をして稼ぎながらゲッティンゲン大学に通い、文献学と言語学を学び、「詩人年鑑」発行に携わりました。
彼の周囲に若い詩人が集まり、それがゲッチンガー・ハイン同盟となります。
ハイン(神苑)は、ギリシアのパルナッソス山にちなんで名付けられ、”ドイツの詩神の憩う場所”という意味をもたせています。
ホメーロスの作品を初めギリシャ・ローマの古典文学をドイツ語に多く翻訳したことで知られており、
1775年にゲッチンゲンを離れ、ハンブルクに移りました。
財力の乏しかった彼は郊外のオッターンドルフという村に住みました。
3年ほど職探しに奮闘し、小さなラテン語学校の校長に就任しました。
彼はギリシアの牧歌を、近代の市民のためにヘクサメーター叙事詩として復活させたことで知られています。
「七十歳の誕生日」が代表作です。
そんな彼をモチーフにしたコインがこちら
【1869年ハンブルク ヨハン・ハインリッヒ 金婚記念式記念金貨(NGC/PR64UCAM)】
発行枚数は不明ですが、希少性の高さが伺える一枚です
直径42.54mm, 重量34.96gと存在感のある10ダカットサイズです。
ご興味をお持ちいただけましたら
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